2009年5月20日水曜日

スタンプとか写真にらくがきとか。

パソコンで絵を描くことはないと思っていたが、何だかH先生に乗せられた感じでペンを使って、小さなキャンバスから絵が生まれた。描くときは小さいのだが、この絵は意外と大きいらしく、デスクトップに持ってくると壁紙にもなった。今回は、写真にらくがきすることになった。本物の写真だとやり直しが効かないが、これなら、簡単に描いたり消したりできるので気が楽だね。













「スタンプというと、メールの最後に押せるようなものがいいね」
「このスタンプは手描きイラストにポンポンふちどりのように
押すものなので、ちょっとサイズが小さいかもしれません」
「じゃあ、この完成した絵をスタンプに登録してもらえますか」
「『SHAPP 液晶パッド設定』から「スタンプ」を選んで、
ここからいま保存した画像を指定します」













「今度は大きな画面を使うんですね、これは難しいなあ〜」
「ハイ、小さな画面のスタンプボタンを押すと、
いま登録されたスタンプが選べるようになりました」













「うん、これは確かに使ってみると小さいね、
スタンプというより、飾り罫みたいな感じで描かないと使いにくいかも」
「そうですね、もっと大きなスタンプが作れるといいのですが……
じゃあ、今度は気分転換に写真にらくがきしてみましょうよ」












「これもモニュメントバレーの写真だと思うんだけど」
「サボテンに鳥が止まってますね、え、ここに巣があるんですか。
ではまず、この写真を小さな画面に取り込みましょう」
「これは小さい画面から操作できるわけだ。
よしよし、どんどん描き加えていくぞ。
ということで、ゾウとハゲタカ、クライマーもいるよ」













「この右上にあるのはUFOですか? もしかしたらこれは宇宙人」
「そうだよ、これは宇宙人、よく分かりましたね〜」
「じゃあ、このらくがきも保存しておきましょう」




















「いや、これは思ったより楽しいね。小平くんの真面目な写真が、
ちょっとらくがきしただけで、全く違う世界になってしまったか」
「いままで、小さなキャンバスで描かれた絵も、上の画面で見てみましょう」













































「最後に、もっと大きなキャンバスをご紹介します。
オプションで使える『アドオンジャケット』です。
透明なカバーと5種類のシートがセットになっていて、ノートPCを大胆に変身できるんですよ」
「へえ、実際に紙をはさむ仕掛けですか。
じゃあ、ちょっと待っててください」














「奥のアトリエでちょっと絵を描いてきました。
やっぱり普段使っている画材を使うと描きやすいですね〜」
「とっても素敵な絵柄ですね。ありがとうございます。
早速、カバーを使ってはめ込んでみましょう。
これで世界でオンリーワンのマシンの完成です」













最後は筆まで、持ち出して脱線してしまったが、紙に描いても、パソコンの画面に描いても、やっぱり絵はおもしろいね。パソコンなんて古いのでも充分使えると思ってたけど、新しいのには新しい魅力がある。キーボードをほとんど触らなくてもいろんなことができるようになると思わなかった。シャープはいつも新しいことにチャレンジしていくんだね。僕もH先生のおかげで、新たなキャンバスを見つけられたような気がする。最後まで、読んでくれたみなさんありがとう、そして、またどこかでお会いしましょう!

2009年5月18日月曜日

味気ないメールが絵はがきになった!

前回は、小さな画面から、電子辞書を開いたり、お気に入りからインターネットに接続したりできることが分かった。僕はこういう機械が苦手なんで、いろんなことができると言われても、きっと戸惑ってしまう。自分のやりたいことができるようになれば、それだけでいいよ。今回はメールに関して教えてもらう予定だ。












「では、今回はメールに画像を添付する手順をやってみましょう」
「オッ、何だかパソコン教室らしくなってきたね」
「まず、メールに添付するための何か絵を描いていただけますか」
「お待ちかねのお絵かきの時間だね」
「これが、手描きイラスト画面です。まず左側のボタンでペンの太さと色を選択してください」













「これで、まず色を決めるわけか。24色から選べるんだね」













「次にペンの太さを決めて、これで描いていいのかな」













「色を変えてどんどん塗っていけるんだね」













「最後にサインを入れて完成」













「新しい絵を描くには左上のゴミ箱を押して消しちゃえばいいのかな?」













「ちょっと待ってください! 
その前に右側のフロッピーディスクのボタンを押して、
いま完成した絵を保存してください」
「フロッピーとは古いねえ、10年前でも使っていなかったような気がするよ、
これが保存のアイコンなんだね」
「保存しないと、せっかくの絵が消えてしまいますよ〜 
次はいまの絵をメールに添付してみますね。メールを送るには
『Windows Live Mail』という付属のソフトを使います。
これを起動して、絵を貼り付けたい位置が決まったら、
さっきの画面に戻って、右下のボタンを押してください」













「こっちの広い方の画面のメールの途中に絵が出てきたよ、
ちょうどいいサイズに調整して…
これでいいのかな。やってみると簡単だね」
「それで完成です。いままで画像を添付するとなると、
まず、画像を保存したフォルダを開いてとか…
いろいろ面倒でしたが、お絵かきの画面から
簡単に画像が貼れるようになりました」

小さなキャンバスにようやく絵が描けた。ペンの先は意外と太いんだけど、ちゃんと太さが選べるようになっていて、細い線も描ける。でも得手不得手があって、小さな点や、あと丸なんかはうまく描けない。線はあまり細くしない方がいいことも分かった。メールに絵を描く必要はないと思うけど、ちょっと場所を説明したいときに、ちょこちょこっと地図を描くことができるのが便利だね。メールで送れるのは絵だけじゃなくて、写真にらくがきしたもの送れるみたい。じゃあ、詳しくは次回で。

2009年5月15日金曜日

思わず絵を描いてしまいました。安西水丸



自分でも物持ちがいい方だと思っている。うちで使っているノートPCは、10年ぐらい前のものだ。もっぱらインターネットで、調べ物をしたり、知人にメールを出すぐらいにしか使っていないので別に不自由は感じない。それでも新しいモノには興味津々なので、悪友にそそのかされて、最新型のミニノートというのを使わせてもらうことになった。僕のためにわざわざわ奈良からメーカーの方が先生として駆けつけてくれるという。メカにはさっぱり弱く、すぐに自棄を起こしてコンセントを引き抜いてしまう口なので、先生がいれば少しは安心できそうだ。こうして僕の新たな挑戦が始まった。先生の名前は仮にH先生としておこう。


「このノートPCの最大の特徴は気持ちが伝わることなんです」
「どうやって気持ちを伝えるのかな?」
「キーボードを使わずに、ペンを使って文字や絵を描けるんです」
「この手前の小さな窓みたいな画面に絵が描けるの?」
「ちょっと試してもいいかなあ〜」
「ええ、本体の横に専用のペンが収納されているんで、取り出してください」
「このペンの動きを感じるというわけ?」
「そうです、でもペンだけじゃなくて指にも反応するんですよ」
「いままでも、液晶画面がタッチパネルになっているものはありました。
でも、ペンが使えるものは、軽い指タッチがダメで、
その逆に軽い指タッチが使えるものはペンがダメといった
制約がありました。この光センサー液晶パッドは、
指やペンの動きを影絵のような像として感知するので、
どちらも使えるようになったんです」
「なんかにぎやかな絵が出てきたねえ」
「この背景は好きな絵や写真に入れ替えられるのかなあ〜」
「もちろん、お好みの画像に変更できますよ」
「それじゃあ悪友の小平くんの撮った写真がいいな」
「まず、メモリーカードを本体の横にあるスロットに差し込み、
『フォト』で『メモリーカード取込』をタッチすると、
自動的に画像が読み込まれます。
次に『SHAPP 液晶パッド設定』の『背景』で
いま読み込んだ画像を選択するとこうなります」

「これはいいね! ずっと見やすくなった」
「では、改めてこの真ん中にある『タッチ操作へ』というボタンを押すと、
手描きイラストのための画面に移動します」
「手描きイラスト以外にも、いろんなボタンが出てきたよ。
これも指かペンでタッチすると機能が呼び出せるのかな?」
「そうなんです、例えば『電子辞書』のボタンを押すと、広辞苑や和英、
英和辞書なんかが使えます。入力は手書きなので読み方が分からない
漢字も調べられるんですよ。それから、ハングル文字や中国語も認識されます」
「そういえば、シャープと言えば電子辞書! 
これだけの辞書がパソコンの中に入っていて、
ページをめくらなくても調べられるわけだ」
「これが手書きの画面だね」
「『電卓』を押すと?」
「タッチ式の電卓が表示されましたね。このノートPCには10キーがないので、
直接押して使える電卓機能は意外と便利なんですよ。
また、インターネットのお気に入りを表示させて、タッチするだけで、
そのサイトを表示させることもできるんです」
ということで、今回は絵を描くところまではいかなった。なにしろ私が使っている10年前のパソコンとは、全然違う画面が起動したので、それだけで困ったなと内心、思ったのだ。しかし、小さな画面をタッチするだけで、操作ができることが分かりちょっと安心。僕が普段、パソコンでやっているのはインターネットでニュースを見たり、調べ物をしたり、あとは知人とメールのやりとりぐらい。絵は手描き、パソコンで描くことはないが、この小さいなキャンバスを見たら、何か描きたくなってきた。そのことはまた次回に。